2009年6月23日火曜日

いま制作しているオブジェを見てみよう。


遠くから撮影した写真は以前にアップした。
今回は動画で近づいてみてみよう。

八月に岡山駅の西口に位置する奉還町商店街で
この作品の展示を考えている。
たしか8/22日からだったと思う。

詳しくはまたUpしまする。

オブジェを制作する。


とりあえず手を動かす。粘土をこねこねしてみようと。
丸いものが作りたいため芯に以前に作っていた
FRP樹脂のたまに穴を開け、
15mmほどの丸棒を差し込む。
このままではくるくる回転してしまうため、
樹脂を流し込んで丸棒を固定する。

こねこねすること約4時間。丸を粘土で覆ってみた。
想像以上に重くなった。この状態で20kgほどか。
これで石膏をかけてしまうと持ち運べるのだろうか。

分割するために切りがねとよっばれているが、
薄い鉄の板など分割したいところで刺していく。
ジュースのアルミ缶などでもいい。

石膏でかたどりをしてみた。
分割を増やしたくないので2分割で。
難しいか・・・。
サイズが変わるといろいろな問題が出てくる。

割り出した。ちょっと苦労したが無事粘土を抜き取ることができた。
後は細かい粘土を取り、乾燥させた後樹脂を塗ってみようと思う。

看板を立てるために 僕らは穴を掘る







以前、ブラックワームという黒い本体の作品の中に、
なぜか獅子舞の置物が、という内容をアップした。

今回は、その作品の脇にキャプションを立てようと思う。
海際の立地のため、風が強いのでコンクリートで簡単に基礎を作る。

地盤が固くかなかなスコップが入らず、
ちまちまと一時間近く掘ってようやく40cmほどの穴が掘れた。
そこへコンクリーとを流し込む。
ちょっと材料が不足し砂利などを多く混ぜたことが気がかりだ。

次のアップの時には看板が立っている写真を掲載しよう。

2009年6月18日木曜日

つれづれなるままに島を巡る

玉野市でMIU artboxというフェリー乗り場の待合室を
ギャラリースペースとして運営されている大前さんという方がいる。
先日、その大前さんが船を出してくださって、
瀬戸内海の島巡りを行ってきた。

真ん中の白い服の方が大前さん。

足をおろした島は全部で4つ。
豊島、男木島、女木島、直島。
島の空気に触れる感動は文章で表現する力はないので、
簡単に特徴をいう。
島の雰囲気は4つともほとんど同じ。

豊島:産業廃棄物問題等で名前が知れている。
   廃棄物処理場が異様にオシャレ。


いや〜、和みます。

男木島:坂道がとにかく多い。尾道をイメージしてもらっていい。
    島自体が三角形になっているのではないか。
    そのため、景色はとてもいい。



小高い山の頂上に神社があった。
その神社から30歩ほどに小さな空き地があり、
その片隅にいすが並べてあった。
多分、この島の方がここからの景色を見ながら談話をするのだろうな〜。

女木島:海水浴場としての整備が進んでおり、
    海の駅なるものまである。その施設のの横に、
    モアイ像が建っていた。鬼が島のルーツとしても有名。

真ん中あたりの島に似つかわしいデザインの建物が海の駅。
お洒落建築。

景色いいね。

直島:アート島ですね。久しぶりにいったらたくさん施設が建っていた。

尻がこげるかと思った。

2010年の瀬戸内国際芸術祭に向けて、
大竹伸朗さんのお風呂の作品が作られていた。
今週中に完成予定とか。

船体の『EH』は愛媛のことなのか。
ほかにも写真はとったけども、
あまりアップしてしまうと楽しみを奪ってしまうのでこのくらいで。

笠岡諸島に2週間ほど滞在したことがあるが、
島独特のあの雰囲気が今回の旅でも感じられた。
この日、「島で暮らしたい」を連呼する佐藤がいた。

2009年6月12日金曜日

作品紹介

いま玉野市の倉庫をアトリエに活動しているのですが、
その倉庫の一部分にTootの作品を展示しています。


オブジェやペイント、そしてデザイン家具をレイアウトしている。
全景の写真と、映像でそれぞれを軽く追いかけています。
お気に召すものはありますでしょうか。

マケット01

粘土をこねくり回していたら、
興味がわいてきたので型どりをしてみた。
白い石膏に緑色に見えるのは樹脂。


型から割り出したオブジェに、
足をつけてみました。


それからもう一つのマケット。
空豆のようなフォルム。
金網でおよその形を組んだ後、
石膏で表面を覆っている。
これだけだとおもしろくないので、
もう一ひねり必要。(ふたひねり?)

2009年6月9日火曜日

artwork:ブラックワーム




岡山県玉野市に宇野駅がある。
ちょうど、直島への行くための玄関口だ。
ちなみに、この宇野駅で降りて、
ほぼ正面に直島行きのフェリー乗り場があり、
徒歩で3分ほどだ。

閑話休題。
この宇野駅を降りて、道路を挟んで左側に
空き地が広がっている。
そこに写真の「ブラックワーム」を設置して一年弱。
この間作品の側を通ったので見てみたところ、
写真のようになぜか獅子舞の置物が置かれていた。
この行為を行った人は、子供か大人か、なぜ獅子舞なのか、
なぜこの場所を選んだのか。
非常に興味深い行為のためUPしました。
どう思われますか?

2009年6月6日土曜日

梅干し観察日記 - スピンオフ02


無○良品の干し梅お茶につけておいて戻してみた。
徐々にしわがのびてきて、生前の姿に。
一日つけておいたところで、
これ以上の変化が見られないため、
お茶から取り出した。

すると、若干お茶の色が赤みがかっていたため、
飲んでみたところ、とても酸っぱい。
まさかと思い、戻した梅を口に含んだところ、
味が全くなくなっていた。
「梅」である要素は、
おいしさはすべてお茶に出てしまったようだ。
あれは、梅に限りなく近い、
梅ではなくなった塊だった。

「梅のパロディー」とここに名付ける。

梅干し観察日記 - スピンオフ01

実は、同時に「種なし干し梅」の記録も行っていた。
ここでは、写真のみ紹介する。







一つ食べてみた。
触感が悪い。ガビガビのゴムをかんでいるようだ。
塩っ気も飛んいて、そのままで食べるよりも
味が薄くなっていた。
これは、種があるかないかの差なのかもしれない。

梅干し観察日記 - 十日目


十日目と書いているが、
数日前である。

これが最後のレポートとなった。
これ以上の乾燥の進行はなかった。
そして、ついに食してみた。

水分が飛ぶことで、
薄められていた塩分がこくなり、
酸っぱいというより、
塩っ辛いといった方がよい味だ。

干し梅として作られたものよりも、
種と果肉との薄利がよかった。

結果、待ったほどの感動は全くなかった。

一言で言うならば、
「赤いゴーヤ」