2009年5月31日日曜日

梅干し観察日記 - 九日目


果肉というよりも、
種と皮といった感じになってきた。
人間もこうなるのだろうか。

人間の一生を
十数年で駆け抜けていく犬や猫。
その一生を十日ばかりで駆け抜けていこうとしている
梅干し。

なにか切なさを覚える。

梅干し観察日記 - 八日目


今日、岡山の出石町にある
アートスペース油亀に行ってきた。
現在「硝子の光 水茎の色」
というガラス作家と書道家の二人展が開催されている。

ギャラリーに入ったときに、
ちょうど句会のイベントが終了したときだった。
人は大勢きていたのだが、
俳句を人前で披露するのが恥ずかしいのか、
参加者は少ないようだった。

こういうときだからこそやった方が楽しいはず。
もう少し早くついていれば、
僕が場をさめさせることがでいたのだが、
残念だ。

俳句ではないが、
「 壁に耳あり 障子にメアリー 」

2009年5月30日土曜日

梅干し観察日記 - 七日目


さらに乾燥化がすすむ。

ちなみにこのブログは、
七日間取ためておいた記録を一気にアップしています。
明日からはちゃんと一日一日アップしていきます。

新発見!!
においに変化あり!

すでに変わっていたのかもしれないが、
酸っぱいにおいの中に「くせ」が現れている。
言葉にしにくいのだが、ちょっと焦げたような香りが
プラスされている。

梅干し観察日記 - 六日目


なんとなく、種のフォルムがイメージできる。
一日一日確実に変化していっている。

ここで脳裏をよぎるのは「味」だ。
味は変わっているのだろうか、それに触感は。
もちろん、もはやカリカリではないだろうが。

梅干し観察日記 - 五日目


脳みそを通り超え、
鎖をぐしゃぐしゃに丸めたもののようになってきた。
もしくわ、芋虫の集合体。

梅干し観察日記 - 四日目


脳みそのようになってきた。
少し気持ちが悪い。

「ルパンVS複製人間」のエンディングで、
マモーの巨大な脳みそが宇宙に浮かんでいるシーンを
思い出した。

梅干し観察日記 - 三日目


さらにしわが進行していく。
若干ひだりの方が進行が早いようだ。

追伸:
明日より一週間ほど、
倉敷の「遊美工房」でCEC展という、
岡山の中国デザイン専門学校の教員展が始まった。
そこに、Tootの作品を3つばかり出品させて頂きました。
1:hop chair ホップチェアー
2:duct chair ダクトチェアー
3:wire table  ワイヤーテーブル

ぜひご来場ください。

梅干し観察日記 - 二日目


表面に少ししわが現れてきた。
考えてみると、カリカリをかじったとき、
水分が口の中に広がる。
水分の%はいくらくらいなのだろうか。

梅干し観察日記 - 初日

ここ数日、Tootでの活動はしばし休憩。
互いにデスクワークや何やらを行っている。

PCで作業中にふとした疑問が。

自分はカリカリ梅干しが大好きなのだが、
それを放置するとどうなるのか。

これは、カリカリがげっそりになっていく
ドキュメンタリーである。

下の写真は、封からカリカリを出したばかりの写真である。
個体差のことを考慮して、二つで走っていってもらう。

2009年5月26日火曜日

現在制作中


現在、新たにオブジェ兼家具を製作中です。
丸棒で組んだ躯体に樹脂を貼り付けていっている。

この携帯でシャンデリア的なものを次回作ってみようかなと
考えている。

狂言の練習

現在、岡山県の玉野市東部に位置する「山田」という地域で、
地域活性化活動を行っている。
玉野みなと芸術フェスタという、
アートにより地域を活性化したいという団体があり、
企画提案を行うために清水は玉野に引っ越してきたのでした。

この山田という地域の紹介。
企画のときに作成した文章ですが、
「玉野市東部(山田・東児)は、江戸時代以降、塩の産出が玉野市において最も盛んであり、
全盛期(1900年代前期)には、街に塩田労働者の人々が住み、様々な産業が栄え、
活気に満ちていました。繁栄は製塩技術の革新とともに衰退し、
当時の痕跡はなくなりつつありますが、
数少ない貴重な遺構はこの地域には残っています。」

という地域です。
また詳細や写真はアップしていきたいと思います。

山田地区の真ん中あたり?に、
味野専売支局山田出張所という築百年の塩務局の遺構がある。

ここをリノベーションして近々カフェになればと企画中。
この建物の一角がデイサービスになっているのだが、
このスペースで現在、狂言の練習をしている。

塩田の歴史を狂言という形で継承できないかという試み。
この企画には、多賀谷狂言会と共催で行っており、
脚本のベースを広坂さん、振り付けなどを狂言師の多賀谷さんに
創作頂いている。仮タイトルだが「武 左 衛 門 」。
野崎武左衛門さんとはこの山田の地域に塩田を開いた人。

この創作狂言は一般の人が演じる予定で、
第1、2日曜日の朝十時に多賀谷先生に玉野の山田までおいでいただき、
現在、発生や所作の基礎を練習中。

動画は練習風景。
楽しや楽しや。
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ただただ、巡る旅ー01


岡山県の県北に那岐山(1240.3m)がある。
岡山市内から地道で行くと約2時間ほど。国道53号を北上していく。
奈義現代美術館を超えて少しいくと、「菩提寺」という古刹がある。
浄土宗の宗祖法然上人が、13歳で比叡山延暦寺に登る前に修学していたと伝えられるお寺。
かつて巨大な菩提樹があったことから名づけられたとか。
残念なことに、現在はかなり廃れてしまっていた。



近々、佐藤が修復に伺います。


その境内に、樹高約45m、目通り周囲約12m、推定樹齢900年の銀杏の木(以後マザーと呼ぶ)がある。
マザーは、国の天然記念物に指定されてるようだ。
伝説では、勢至丸(法然上人の幼名だと)が修行のため菩提寺の叔父のもとへ行くとき、
杖にしていた阿弥陀堂のイチョウの枝を、「学成れば根付けよ」と挿したところ、
芽吹いてこの大樹に育ったといわれているらしい。
とにかく、マザーはでっかい。
木というよりも、一つの国のようだった。
是非、見にいってください。

帰り道、足下に不思議なものを見つけた。
ん?
ケサランパサラン?


菩提寺の側の道の駅で、
何ともいえないゆるゆるのコーギー?のイラストを見た。
ふと、心が安らいだ小春日和でした。

ただただ、巡る旅ー02


鳥取砂丘まできた。
以前にきたことがあるが、
イメージしていたよりも小さいなと感じたのを覚えている。
遠くから眺めて立ち去った。




砂丘の前には、おみやげ物屋が軒を連ねている。
このような観光地に必ずある鳥がいる。
基本的にB級、C級観光地(D級に至ると周りには何もなくなる)にいるのだが、
個人的には「閑古鳥」と名付けている。(スミマセン)



おみやげ物屋を冷やかしていると、
「砂像フェスティバル」とやらが開催されているとか。
いってみるか。

ただただ、巡る旅ー03

はいはい、砂像フェスティバルにやって参りました。
入場料1300円。おおっと、直島の地中美術館に負けず劣らず、懐に大ダメージだ。
このフェスティバルに関しての感想は、
多くの方々がかかれていると思うので省略するが、
よい評価は少ないのではないだろうか。

簡単に、写真で紹介する。

この会場の手前には、
展示空間と同じスペースのテキ屋さんが軒を連ねていて、
なにかいろいろな意味で限界を感じた。


の〜ん!



の〜〜ん!
あの口の具合がたまらない。

早々に会場を立ち去っていたとき、
足下にうごめく何かが感じられた。
これはまさか、会場のマップにのっていない、
「ゲリラ砂像アーティスト」なのか。
視線を足下にやると、
そこには独創的な砂像があった。



現在も制作中らしく、もぞもぞと動いていた。
これが一番感動した。

車の荷台が広いため、布団を持参して、
岡山県の高梁川の河川沿いで一夜を明かした。


ここは、引き潮の時に、川中に道が現れる。
写真では道が小さいが、最大の時は3倍ほどの
干潟が出てくる。最初見つけた時は感動したが、
久しぶりにそれが見たくて川沿いで一夜を明かしたのでした。



さあ、仕事に行くかな。

2009年5月14日木曜日

展示会が無事に終了


先日まで展示会を行っていました。工芸なども含むグループ展だったのですが、人の入りが今一歩だったようで、、、残念。それはさておき作品はと言いますと、最近の時事問題を取り上げて作品にしたのですが、説明をすると長くなりそうなので、この場はこれにて。興味がある方は、創庫まで遊びに来てくださいね。

先日、岡山県は旧加茂川町の円城寺に行ってきました。



見ていただいたのは、円城寺でのお祭りで、
獅子舞が披露されていたものを紹介している。

岡山県のほぼ真ん中に「円城寺ふるさと村」がある。
この円城寺は、行基菩薩により715年に
開創され提婆宮は円城寺の境内に神仏
が祀られている。

円城寺を中心として、
古い建物がすくなりつつあるが、静かな町並みは心が安らぐ。
心情的にふるさとを思わせる。


これが円城寺の外観。

円城寺は外観もさることながら、
天井画がすばらしい。
金比羅山の伊藤 若冲を思わせる。



花や鳥といった様々なものが描かれている。
現在は天井画の保存のために寄付金を募っているらしい。

円城寺のお寺の住職さんは、
ふるさと村の活性化のために地域の方々とともに、
様々な活動をされていて、
お忙しいところにおじゃまして
いろいろ話をしてきました。

その内容については、またの機会に。

4/18日のどてら市!とっくの一ヶ月前で出来事!


はいはい、約一ヶ月前の話題を切り出します。
4/18日に岡山県のコンベックス岡山にて、
「どてら市」が開催された。

どてら市は、
大きな工具市で、
溶接器具や研磨機、鋼材加工の機械などが、
所狭しと並んでいる。

映像を見ていただけばおわかりだろう。

一ヶ月前のことでした。

2009年5月13日水曜日

今度は椅子です



先日、幼児用ハイチェアーの注文を頂き、早速作ってみました。ちょっとだけ自分の好みも入れつつ、お客様の声も聞きつつ制作してみました。ん~、やっぱり手作りはいいですね~。

完成



棚が出来上がりました。実際に設置するまでしっくりいくのかどうなのか心配でしたが、なかなかどうして。お客様にも喜んで頂くことが出来たので良かったです。