2009年5月26日火曜日

ただただ、巡る旅ー01


岡山県の県北に那岐山(1240.3m)がある。
岡山市内から地道で行くと約2時間ほど。国道53号を北上していく。
奈義現代美術館を超えて少しいくと、「菩提寺」という古刹がある。
浄土宗の宗祖法然上人が、13歳で比叡山延暦寺に登る前に修学していたと伝えられるお寺。
かつて巨大な菩提樹があったことから名づけられたとか。
残念なことに、現在はかなり廃れてしまっていた。



近々、佐藤が修復に伺います。


その境内に、樹高約45m、目通り周囲約12m、推定樹齢900年の銀杏の木(以後マザーと呼ぶ)がある。
マザーは、国の天然記念物に指定されてるようだ。
伝説では、勢至丸(法然上人の幼名だと)が修行のため菩提寺の叔父のもとへ行くとき、
杖にしていた阿弥陀堂のイチョウの枝を、「学成れば根付けよ」と挿したところ、
芽吹いてこの大樹に育ったといわれているらしい。
とにかく、マザーはでっかい。
木というよりも、一つの国のようだった。
是非、見にいってください。

帰り道、足下に不思議なものを見つけた。
ん?
ケサランパサラン?


菩提寺の側の道の駅で、
何ともいえないゆるゆるのコーギー?のイラストを見た。
ふと、心が安らいだ小春日和でした。

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