2010年8月2日月曜日

大阪のバルーン会社で打ち合わせ。

アートリンクで出品するバルーンは制作が困難なので、
大阪にある日本気球工業さんへ制作以来をお願いするので、
打ち合わせに大阪へ行って参りました。
何ができるかはお楽しみナリ。

一通り打ち合わせを終えて、制作現場の見学をさせてもらいました。
そこにいたのは巨大なアンパンヘッド。
でかい。直径が約2500mm。

それにしてもきれいな○が作れる物です。
この部屋の上で制作を行っているらしい。


ここがその部屋です。
一歩踏み込むと、シンナー系の刺激臭が・・・・。
この中で作業を行うなんて・・・。
入り口からすぐの所に、一匹の猫が転がっていました。これまた大きな物で、
h2800/w1100/d1200mm位かな。



その奥に、いましたいました職人さんが。
原田芳雄似の渋いおじさんで話しかけづらいオーラを醸し出していました。
が、とても気さくな関西のおじさんでした。
バルーン制作50年のいぶし銀の職人。
しびれますね〜。「もう俺にふくらませられない物はねぇ!!」
てな感じですか?と、ふったら、
「そんなことはない。」と返されました。

たたみ8畳ほどの長細いスペースで、
先ほどのアンパンマンも制作したらしく、
シンプルな形なら半日もあれば作れるらしいですね。

過去に制作した最大の物で、
写真から伺う上では全長14Mほどの白鳥があるらしいですが、
それもこの8畳で制作したらしい。
空間認識能力というか、
固定的な空間を扱う自分にとっては、
とても神秘的に感じた。

建築家の石上純也さんのように、
素材や空間の認識が、業種により異なることを
改めて実感させられる一日でしたとさ。

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