2009年8月29日土曜日


新しい作品をアートイベントに出展中です。イベント開催場所は
岡山駅西口にある奉還町商店街です。
写真は、ジーンズショップのBig Americaに出展している新作で
マネキンの頭部です。同店には旧作数点と一緒に展示しています。
商店街を少し中に入った所にあるonsaya cafeにも新作を出展して
います。気軽に見に行ってみてください。

カレーもおいしいのでオーダーしてみては?

2009年6月23日火曜日

いま制作しているオブジェを見てみよう。


遠くから撮影した写真は以前にアップした。
今回は動画で近づいてみてみよう。

八月に岡山駅の西口に位置する奉還町商店街で
この作品の展示を考えている。
たしか8/22日からだったと思う。

詳しくはまたUpしまする。

オブジェを制作する。


とりあえず手を動かす。粘土をこねこねしてみようと。
丸いものが作りたいため芯に以前に作っていた
FRP樹脂のたまに穴を開け、
15mmほどの丸棒を差し込む。
このままではくるくる回転してしまうため、
樹脂を流し込んで丸棒を固定する。

こねこねすること約4時間。丸を粘土で覆ってみた。
想像以上に重くなった。この状態で20kgほどか。
これで石膏をかけてしまうと持ち運べるのだろうか。

分割するために切りがねとよっばれているが、
薄い鉄の板など分割したいところで刺していく。
ジュースのアルミ缶などでもいい。

石膏でかたどりをしてみた。
分割を増やしたくないので2分割で。
難しいか・・・。
サイズが変わるといろいろな問題が出てくる。

割り出した。ちょっと苦労したが無事粘土を抜き取ることができた。
後は細かい粘土を取り、乾燥させた後樹脂を塗ってみようと思う。

看板を立てるために 僕らは穴を掘る







以前、ブラックワームという黒い本体の作品の中に、
なぜか獅子舞の置物が、という内容をアップした。

今回は、その作品の脇にキャプションを立てようと思う。
海際の立地のため、風が強いのでコンクリートで簡単に基礎を作る。

地盤が固くかなかなスコップが入らず、
ちまちまと一時間近く掘ってようやく40cmほどの穴が掘れた。
そこへコンクリーとを流し込む。
ちょっと材料が不足し砂利などを多く混ぜたことが気がかりだ。

次のアップの時には看板が立っている写真を掲載しよう。

2009年6月18日木曜日

つれづれなるままに島を巡る

玉野市でMIU artboxというフェリー乗り場の待合室を
ギャラリースペースとして運営されている大前さんという方がいる。
先日、その大前さんが船を出してくださって、
瀬戸内海の島巡りを行ってきた。

真ん中の白い服の方が大前さん。

足をおろした島は全部で4つ。
豊島、男木島、女木島、直島。
島の空気に触れる感動は文章で表現する力はないので、
簡単に特徴をいう。
島の雰囲気は4つともほとんど同じ。

豊島:産業廃棄物問題等で名前が知れている。
   廃棄物処理場が異様にオシャレ。


いや〜、和みます。

男木島:坂道がとにかく多い。尾道をイメージしてもらっていい。
    島自体が三角形になっているのではないか。
    そのため、景色はとてもいい。



小高い山の頂上に神社があった。
その神社から30歩ほどに小さな空き地があり、
その片隅にいすが並べてあった。
多分、この島の方がここからの景色を見ながら談話をするのだろうな〜。

女木島:海水浴場としての整備が進んでおり、
    海の駅なるものまである。その施設のの横に、
    モアイ像が建っていた。鬼が島のルーツとしても有名。

真ん中あたりの島に似つかわしいデザインの建物が海の駅。
お洒落建築。

景色いいね。

直島:アート島ですね。久しぶりにいったらたくさん施設が建っていた。

尻がこげるかと思った。

2010年の瀬戸内国際芸術祭に向けて、
大竹伸朗さんのお風呂の作品が作られていた。
今週中に完成予定とか。

船体の『EH』は愛媛のことなのか。
ほかにも写真はとったけども、
あまりアップしてしまうと楽しみを奪ってしまうのでこのくらいで。

笠岡諸島に2週間ほど滞在したことがあるが、
島独特のあの雰囲気が今回の旅でも感じられた。
この日、「島で暮らしたい」を連呼する佐藤がいた。

2009年6月12日金曜日

作品紹介

いま玉野市の倉庫をアトリエに活動しているのですが、
その倉庫の一部分にTootの作品を展示しています。


オブジェやペイント、そしてデザイン家具をレイアウトしている。
全景の写真と、映像でそれぞれを軽く追いかけています。
お気に召すものはありますでしょうか。

マケット01

粘土をこねくり回していたら、
興味がわいてきたので型どりをしてみた。
白い石膏に緑色に見えるのは樹脂。


型から割り出したオブジェに、
足をつけてみました。


それからもう一つのマケット。
空豆のようなフォルム。
金網でおよその形を組んだ後、
石膏で表面を覆っている。
これだけだとおもしろくないので、
もう一ひねり必要。(ふたひねり?)

2009年6月9日火曜日

artwork:ブラックワーム




岡山県玉野市に宇野駅がある。
ちょうど、直島への行くための玄関口だ。
ちなみに、この宇野駅で降りて、
ほぼ正面に直島行きのフェリー乗り場があり、
徒歩で3分ほどだ。

閑話休題。
この宇野駅を降りて、道路を挟んで左側に
空き地が広がっている。
そこに写真の「ブラックワーム」を設置して一年弱。
この間作品の側を通ったので見てみたところ、
写真のようになぜか獅子舞の置物が置かれていた。
この行為を行った人は、子供か大人か、なぜ獅子舞なのか、
なぜこの場所を選んだのか。
非常に興味深い行為のためUPしました。
どう思われますか?

2009年6月6日土曜日

梅干し観察日記 - スピンオフ02


無○良品の干し梅お茶につけておいて戻してみた。
徐々にしわがのびてきて、生前の姿に。
一日つけておいたところで、
これ以上の変化が見られないため、
お茶から取り出した。

すると、若干お茶の色が赤みがかっていたため、
飲んでみたところ、とても酸っぱい。
まさかと思い、戻した梅を口に含んだところ、
味が全くなくなっていた。
「梅」である要素は、
おいしさはすべてお茶に出てしまったようだ。
あれは、梅に限りなく近い、
梅ではなくなった塊だった。

「梅のパロディー」とここに名付ける。

梅干し観察日記 - スピンオフ01

実は、同時に「種なし干し梅」の記録も行っていた。
ここでは、写真のみ紹介する。







一つ食べてみた。
触感が悪い。ガビガビのゴムをかんでいるようだ。
塩っ気も飛んいて、そのままで食べるよりも
味が薄くなっていた。
これは、種があるかないかの差なのかもしれない。

梅干し観察日記 - 十日目


十日目と書いているが、
数日前である。

これが最後のレポートとなった。
これ以上の乾燥の進行はなかった。
そして、ついに食してみた。

水分が飛ぶことで、
薄められていた塩分がこくなり、
酸っぱいというより、
塩っ辛いといった方がよい味だ。

干し梅として作られたものよりも、
種と果肉との薄利がよかった。

結果、待ったほどの感動は全くなかった。

一言で言うならば、
「赤いゴーヤ」

2009年5月31日日曜日

梅干し観察日記 - 九日目


果肉というよりも、
種と皮といった感じになってきた。
人間もこうなるのだろうか。

人間の一生を
十数年で駆け抜けていく犬や猫。
その一生を十日ばかりで駆け抜けていこうとしている
梅干し。

なにか切なさを覚える。

梅干し観察日記 - 八日目


今日、岡山の出石町にある
アートスペース油亀に行ってきた。
現在「硝子の光 水茎の色」
というガラス作家と書道家の二人展が開催されている。

ギャラリーに入ったときに、
ちょうど句会のイベントが終了したときだった。
人は大勢きていたのだが、
俳句を人前で披露するのが恥ずかしいのか、
参加者は少ないようだった。

こういうときだからこそやった方が楽しいはず。
もう少し早くついていれば、
僕が場をさめさせることがでいたのだが、
残念だ。

俳句ではないが、
「 壁に耳あり 障子にメアリー 」

2009年5月30日土曜日

梅干し観察日記 - 七日目


さらに乾燥化がすすむ。

ちなみにこのブログは、
七日間取ためておいた記録を一気にアップしています。
明日からはちゃんと一日一日アップしていきます。

新発見!!
においに変化あり!

すでに変わっていたのかもしれないが、
酸っぱいにおいの中に「くせ」が現れている。
言葉にしにくいのだが、ちょっと焦げたような香りが
プラスされている。

梅干し観察日記 - 六日目


なんとなく、種のフォルムがイメージできる。
一日一日確実に変化していっている。

ここで脳裏をよぎるのは「味」だ。
味は変わっているのだろうか、それに触感は。
もちろん、もはやカリカリではないだろうが。

梅干し観察日記 - 五日目


脳みそを通り超え、
鎖をぐしゃぐしゃに丸めたもののようになってきた。
もしくわ、芋虫の集合体。

梅干し観察日記 - 四日目


脳みそのようになってきた。
少し気持ちが悪い。

「ルパンVS複製人間」のエンディングで、
マモーの巨大な脳みそが宇宙に浮かんでいるシーンを
思い出した。

梅干し観察日記 - 三日目


さらにしわが進行していく。
若干ひだりの方が進行が早いようだ。

追伸:
明日より一週間ほど、
倉敷の「遊美工房」でCEC展という、
岡山の中国デザイン専門学校の教員展が始まった。
そこに、Tootの作品を3つばかり出品させて頂きました。
1:hop chair ホップチェアー
2:duct chair ダクトチェアー
3:wire table  ワイヤーテーブル

ぜひご来場ください。

梅干し観察日記 - 二日目


表面に少ししわが現れてきた。
考えてみると、カリカリをかじったとき、
水分が口の中に広がる。
水分の%はいくらくらいなのだろうか。

梅干し観察日記 - 初日

ここ数日、Tootでの活動はしばし休憩。
互いにデスクワークや何やらを行っている。

PCで作業中にふとした疑問が。

自分はカリカリ梅干しが大好きなのだが、
それを放置するとどうなるのか。

これは、カリカリがげっそりになっていく
ドキュメンタリーである。

下の写真は、封からカリカリを出したばかりの写真である。
個体差のことを考慮して、二つで走っていってもらう。

2009年5月26日火曜日

現在制作中


現在、新たにオブジェ兼家具を製作中です。
丸棒で組んだ躯体に樹脂を貼り付けていっている。

この携帯でシャンデリア的なものを次回作ってみようかなと
考えている。

狂言の練習

現在、岡山県の玉野市東部に位置する「山田」という地域で、
地域活性化活動を行っている。
玉野みなと芸術フェスタという、
アートにより地域を活性化したいという団体があり、
企画提案を行うために清水は玉野に引っ越してきたのでした。

この山田という地域の紹介。
企画のときに作成した文章ですが、
「玉野市東部(山田・東児)は、江戸時代以降、塩の産出が玉野市において最も盛んであり、
全盛期(1900年代前期)には、街に塩田労働者の人々が住み、様々な産業が栄え、
活気に満ちていました。繁栄は製塩技術の革新とともに衰退し、
当時の痕跡はなくなりつつありますが、
数少ない貴重な遺構はこの地域には残っています。」

という地域です。
また詳細や写真はアップしていきたいと思います。

山田地区の真ん中あたり?に、
味野専売支局山田出張所という築百年の塩務局の遺構がある。

ここをリノベーションして近々カフェになればと企画中。
この建物の一角がデイサービスになっているのだが、
このスペースで現在、狂言の練習をしている。

塩田の歴史を狂言という形で継承できないかという試み。
この企画には、多賀谷狂言会と共催で行っており、
脚本のベースを広坂さん、振り付けなどを狂言師の多賀谷さんに
創作頂いている。仮タイトルだが「武 左 衛 門 」。
野崎武左衛門さんとはこの山田の地域に塩田を開いた人。

この創作狂言は一般の人が演じる予定で、
第1、2日曜日の朝十時に多賀谷先生に玉野の山田までおいでいただき、
現在、発生や所作の基礎を練習中。

動画は練習風景。
楽しや楽しや。
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ただただ、巡る旅ー01


岡山県の県北に那岐山(1240.3m)がある。
岡山市内から地道で行くと約2時間ほど。国道53号を北上していく。
奈義現代美術館を超えて少しいくと、「菩提寺」という古刹がある。
浄土宗の宗祖法然上人が、13歳で比叡山延暦寺に登る前に修学していたと伝えられるお寺。
かつて巨大な菩提樹があったことから名づけられたとか。
残念なことに、現在はかなり廃れてしまっていた。



近々、佐藤が修復に伺います。


その境内に、樹高約45m、目通り周囲約12m、推定樹齢900年の銀杏の木(以後マザーと呼ぶ)がある。
マザーは、国の天然記念物に指定されてるようだ。
伝説では、勢至丸(法然上人の幼名だと)が修行のため菩提寺の叔父のもとへ行くとき、
杖にしていた阿弥陀堂のイチョウの枝を、「学成れば根付けよ」と挿したところ、
芽吹いてこの大樹に育ったといわれているらしい。
とにかく、マザーはでっかい。
木というよりも、一つの国のようだった。
是非、見にいってください。

帰り道、足下に不思議なものを見つけた。
ん?
ケサランパサラン?


菩提寺の側の道の駅で、
何ともいえないゆるゆるのコーギー?のイラストを見た。
ふと、心が安らいだ小春日和でした。